【大阪オンライン 宿泊レポート】アンカード・バイ・リーガ 大阪なんばに泊まってみた ── “PLAYFUL OSAKA”を全身で体感した一夜

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2026年4月3日、大阪・なんばエリアに新たなホテルが誕生した。リーガロイヤルホテルズの新ブランド「アンカード・バイ・リーガ 大阪なんば(ANCHORED by RIHGA OSAKA NAMBA)」だ。大阪オンラインは開業に先立ち取材を実施。フォトレポートとともに、その魅力をお届けする。
目次
ホテル概要:新世界・オタロードに近い好立地
所在地は大阪府大阪市浪速区日本橋五丁目、大阪メトロ堺筋線「恵美須町」駅から徒歩約2分。
通天閣のある「新世界」、食文化が混ざり合う「裏なんば」、サブカルチャーの聖地「オタロード」がすべて歩いて行ける距離にある。ディープな大阪をあちこち歩き回る観光拠点として、これ以上ない場所だ。
東急不動産が開発した地下1階・地上15階建て全200室のホテルで、コンセプトに掲げるのは「PLAYFUL OSAKA」。ロビーから大浴場まで、館内のあらゆる空間が大阪ゆかりのアーティスト5名の作品で彩られている。
客室:アートと機能性が同居する24平米以上の空間

実際に泊まってみてまず目に飛び込んでくるのが、ベッドヘッドの壁一面に描かれたアートだ。客室アートを担当したのは大阪出身のロックな壁画絵師・木村英輝氏。花や鳥、日本の伝統モチーフを大胆な色彩と筆致で描き上げた作品が、部屋全体に生命感を吹き込んでいる。
スタンダードツイン、スーペリアツインともに24平米以上を確保しており、2名でも窮屈さをまったく感じない広さだ。全室に洗い場付バスルームと独立洗面台・独立トイレを完備している点も高評価。訪日外国人にとっても使いやすい設計で、旅の疲れをしっかり落とせる。
一部客室にはコネクトルーム機能を備え、最大7名まで同フロアで宿泊可能。グループ旅行や家族連れにも対応できる設計は、大阪を訪れる外国人グループ旅行者のニーズを的確に捉えている。
コンセプトルーム:水墨画と畳が出迎える和洋室

最上階(15階)の大浴場と同フロアに設けられた「コンセプトルーム」は、和の趣と洋の快適さを融合させた特別な空間だ。
ヘッドボードには水墨画家・與座巧氏が長寿の象徴「松」を墨一色で描き上げた大作が鎮座し、部屋に入った瞬間から静謐な和の世界に引き込まれる。畳敷きのソファスペースもあり、湯上り後にそのままくつろげる動線が心地よい。
老舗茶舗「つぼ市製茶本舗」の煎茶と「金平堂」の金平糖という大阪の銘品もウェルカムアメニティとして用意されており、細部まで「大阪らしさ」にこだわった設えが光る。
レストラン「KOTE KOTE(コテコテ)」:朝はカーニバル、夜はパブへ変身



1階のレストラン「Dining & Lounge KOTE KOTE」は、時間帯で顔をがらりと変える仕掛けが面白い。朝食(7:00〜10:00)は「カーニバルキッチン」をコンセプトに、洋風たこ焼きやミックスジュースなど大阪アレンジのビュッフェを展開。
ランチ(11:30〜14:30)は鉄板で焼きあげる手ごねハンバーグのセットが主役だ。そして夜(17:00〜22:30)になると、はらわたちゅん子氏が手掛けるネオンアートが輝くパブ空間へと変貌を遂げる。
ドリンクは西成区のクラフトビール「Derailleur Brew Works」の西成ライオットエールをはじめ、オリジナルカクテルなど約50種以上をラインナップ。串カツやローカルフードをつまみながら、大阪の夜を存分に楽しめる。
ランドリーコーナー:環境に優しい衣類圧縮機も完備


6階・10階・15階に設けられたランドリーコーナーには、洗剤を使わずアルカリイオン電解水のみで洗い上げる環境配慮型洗濯機を計10台備える。
連泊者の利便性に加え、サステナビリティへの取り組みも評価できる設備だ。
さらに衣類圧縮機「SMART PACK」も1台設置されており、荷物をコンパクトにまとめて帰りたい長期旅行者にも嬉しい。
大浴場・サウナ:最上階で味わう本格的な湯体験





このホテルを語るうえで外せないのが最上階15階の大浴場だ。
男女各8ブースの洗い場、温浴、水風呂、サウナルームが揃い、都市型ホテルとは思えないほど本格的な設備が整っている。
大浴場の壁面を彩るのは鈴木ひょっとこ氏の作品。浮世絵のユーモアと大阪の下町情緒が融合した独特の画風が、温まりながら眺める絵として絶妙なマッチングだ。
湯上り処では、畳の間で竹を眺めながらゆったりと過ごせる。さらに、新世界とゆかりの深い「レトロ型テーブル筐体」のビデオゲームが設置されており、PLAYFUL OSAKAのコンセプトをここでも体感できる。
ロッカールームも清潔感があり、男湯・女湯の入口には大阪らしいキャラクターのアートが描かれ、大浴場に行くだけでひとつの体験として完結する充実ぶりだ。
試泊を終えて:「PLAYFUL OSAKA」は言葉だけじゃなかった
一泊通じて感じたのは、「PLAYFUL OSAKA」というコンセプトが看板だけでなく、ロビー・客室・レストラン・ランドリーコーナー・大浴場のすべての空間で一貫して体現されているという事実だ。
アートは単なる装飾ではなく、大阪のカルチャーと土地の個性を深く知るアーティストたちが選ばれているため、空間に説得力がある。
インバウンド旅行者だけでなく、大阪を知り尽くしたローカルが友人を連れてきたくなるようなホテルに仕上がっている。開業記念として先着100組に新世界エリアのリアル謎解きゲームキット「PLAYFUL OSAKA MYSTERY WALK」がプレゼントされる特典もあり、ホテルを拠点に街全体を楽しむ設計が随所に感じられた。
施設情報
施設名:アンカード・バイ・リーガ 大阪なんば(ANCHORED by RIHGA OSAKA NAMBA)
所在地:大阪府大阪市浪速区日本橋五丁目6番16号
アクセス:大阪メトロ堺筋線「恵美須町」駅 徒歩約2分 / JR環状線「新今宮」駅 徒歩約10分 / 南海電車「なんば」駅 徒歩約15分
規模:地下1階・地上15階建て 全200室公式サイト:https://www.rihga.co.jp/anchored-osaka-namba
